SOHO支援同盟SOHO必須〜記帳を知ろうTwineトップページ>SOHO支援同盟>記帳を知ろう>「B/S」な話 第二話 BS(バランスシート)な話資産とは?(プラスの財産)そもそも「財産」とは何か?明解国語辞典によれば「自分自身が蓄積したり、親などから譲り受けた金銭、または それと等価値を有する土地・家屋・宝石など。〔広義では、文化遺産をも含む〕」とある。 辞書的には、自分若しくは親族を含む第三者の作為又は不作為により何等かの原因で発生する金銭と等価換算可能な価額が発生するようなものを「財産」と言うのだね。。。(もっとも上の辞書では価値観算がおおよそ不可能なように一般的に思われる「文化遺産」などが広義では定義されるとあるが、ここではその議論を置いておく) では簿記的にはどうか? 資産とは企業が所有している現金、建物、債権などの会社の財産をいうらしい。とすれば、ここで言う「財産」とは元手となる資金を運用することにより有するモノや権利の事になるわな。 ★企業が有する財産の例現金、商品、建物、備品など・・・の法律で言うところの物(ブツ=有体物)および権利 (売掛金・・・商品の代金を後日に受け取る権利、だの貸付金・・・貸したお金を返してもらう権利だの・・・) 負債とは?(マイナスの財産)あとで返さなければならない義務を負債と言う。(借入金・・・他者からのお金の借り入れ分、買掛金・・・商品の代金を後日支払う義務、未払金・・・債務が確定しているが、まだ支払っていないもの・・・) 資本とは?(正味の財産)資産から負債を引いたもの。要するに正味の財産。 資本=資産−負債 ただし、別なところでは「資本とは、店主や株主からの出資金と利益の蓄積分のことをいいます。」と書いている。 なるほどね、単純に「資産ー負債」だけではなくて、「出資」と言う「資本そのものを増やす」行為もあるって事だね。「出資」すれば正味の財産は増えるもんね。。。。。逆に「減資」すれば正味の財産は減るし。。。 貸借対照表〜財産の一覧財産表示の仕方さっき出てきた資本=資産−負債の事を資本等式と言うらしい。 これを移項すると以下のような数式になる。 資産=負債+資本 簿記では、この等式に基づいて財産状況を一覧表示するらしい。これを貸借対照表等式と呼ぶんだってさ。
貸借対照表(Balance sheet)〜B/Sと呼ぶのだそうだ。 資産は増減する企業が営業活動をしていれば、当然の事に財産の出入りがある。 期首と期末のB/Sを作成し、資本の差を計算すると財産の増減が計算できる。 資本増加の場合期首と期末の資本の差でプラスになればそれを「純利益」と呼ぶ。 純利益は資本の増加であるから上の貸借対照表等式でみると以下の通りとなる。 資産=負債+資本+純利益 資本減少の場合期首と期末の資本の差がマイナスになれば、それを純損失(欠損)と呼ぶ。純損失とは資本の減少であるから、貸借対照表等式でみると以下の通りとなるね。 資産=負債+資本−純損失 実際の貸借対照表においては純損失部分を移項して以下の等式に基づく表を書く決まりになっているらしい。すなわち資産の下に純損失項目を立てて数字を入れるシキタリらしい・・・面倒くさいねぇ 資産+純損失=負債+資本 でも何で、そんな面倒なシキタリだろうか?・・・その答えは「簿記の記録の仕方」の話で明らかにするんだってさ。。。ちぇっ!モッタイぶってるねぇ。。 Twineトップページ>SOHO支援同盟>記帳を知ろう>「B/S」な話 SOHO必須〜記帳を知ろう
|
ウエブ作成・維持管理
ウエブ作成・維持管理
|